研究課題
研究活動スタート支援
運動は糖尿病の予防・治療の基本であるが、肥満や高齢に伴う関節痛などによって推奨されるような運動を実施できない患者が多いため、寝たままでも実施できる骨格筋電気刺激のような代替手段の開発が期待されている。本研究では、健常者に対して4週間の骨格筋電気刺激のトレーニングを実施した結果、下肢筋力や持久力が改善した。この結果は継続的な骨格筋電気刺激が筋や心肺機能を変化させたことを意味する。この結果をもとに、骨格筋電気刺激が2型糖尿病患者の糖・脂質代謝を改善できるかどうかを検証した。その結果、体脂肪率や糖・脂質状態の改善する結果が得られた。しかしながら、実施した糖尿病患者数が少なく今後の継続が必要である。
リハビリテーション医学