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2014 年度 研究成果報告書

多様な土地利用変化を考慮した温暖化シナリオによるコメ収量の影響評価

研究課題

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研究課題/領域番号 25892004
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 農業環境・情報工学
研究機関東北大学

研究代表者

吉田 龍平  東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70701308)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワード温暖化 / 土地利用変化 / コメ収量
研究成果の概要

地球規模で進む温暖化と地域で進む温暖化の両面を考慮したシナリオを作成し、将来主要なコメ生産地となることが期待される東日本を対象に、コメの生育シミュレーションを行った。夏季の平均気温が3℃程度高くなるシナリオを用いると、現在各地で栽培されている品種をそのまま維持した場合、20%弱の増収が期待されるが、高温障害の顕在化も推定された。現在の東日本では冷害が主要な懸念材料であるが、将来においても高温障害より高いリスクとなりうることが明らかになった。将来の安定した収量を確保するためには、現行品種の維持と耐高温品種の導入の両面が東日本全体としての主要な適応策となりうることが明らかになった。

自由記述の分野

農業気象学

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公開日: 2016-06-03  

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