研究課題
研究活動スタート支援
抗酸化作用を持つ水素ガスを吸入させることにより,肺移植後の虚血再灌流傷害を軽減することをラット肺移植実験モデルで証明してきた.本研究では,水素を肺移植後虚血再灌流傷害に対する新たな治療法とし人体に応用を目指すことを目的とした.施設倫理委員会の承認のもと,肺移植後患者に水素ガスを投与を開始した.現在現在データを蓄積中である.また水素の臓器保護効果の分子メカニズムを解明のために細胞実験系を用いた検討も開始した.
呼吸器外科