研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、トリプルネガティブ乳ガン (TNBC) に着目し、分子標的となりうるマスターシグナル伝達物質の同定を目的として検討を行った。目的を達成するため、TNBC のモデル細胞株 MDA-MB-231 細胞からタンパク質を抽出し、陰イオン交換カラムを用いて分画し、回収した。脱塩・濃縮後のタンパク質をTATシステムを利用し、エストゲン非依存性乳がん株 HCC38 細胞に導入した。各フラクションについて細胞増殖活性を測定したが、顕著な変化は認められなかった。
分子生物学