研究課題/領域番号 |
26243007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 東京外国語大学 (2018) 北海道大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
P・A SEATON 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (70400025)
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研究分担者 |
山村 高淑 北海道大学, 観光学高等研究センター, 教授 (60351376)
須川 亜紀子 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 教授 (90408980)
張 慶在 広島大学, 総合科学研究科, 講師 (50782140)
妙木 忍 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (30718143)
山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
西川 克之 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (00189268)
シドル・リチャード マシュー 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 特任教授 (70625277)
岡本 健 奈良県立大学, 地域創造学部, 准教授 (20632756)
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研究協力者 |
ビートン スー
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | コンテンツツーリズム / ポップカルチャー / 観光学 / メディア |
研究成果の概要 |
本研究では、コンテンツツーリズムを「物語、キャラクター、ロケ地など、ポピュラーカルチャー作品を構成する創造的要素によって、全体的あるいは部分的に動機づけられた旅行行動(なお、ここでいうポピュラーカルチャー作品とは、映画、テレビドラマ、マンガ、アニメ、小説、ゲームなどを含む)」と定義したうえで、この定義に当てはまる国内外の事例を取り上げ、日本で開発された理論・方法論を応用することで分析を行った。その結果、日本のポップカルチャーが誘発する旅行行動のメカニズムを明らかにした。これら成果は、英文専門書2冊、英文学会誌特集2冊を含む計100点以上の業績として国内外で発表した。
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自由記述の分野 |
メディア・文化学、観光学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の観光研究では、ポップカルチャーファンの旅行行動について、メディアフォーマット毎に分類した枠組みで分析が行われてきた(例えば、フィルムツーリズムなど)。本研究では<メディア>ではなく<コンテンツ>に焦点を当て、ファンとコンテンツビジネスと地方自治体との関係性を分析する方法を開発した。その成果は、国際学会・学術雑誌を通して発表し、メディアミックス時代に有効な手法として、国際的な注目を集めた。また本研究では、持続可能なコンテンツツーリズム開発の有り方について、関係者間の共通利益を得るための課題を精査し、具体的な政策案も提示するなど、社会的にも意義のある成果も得ることができた。
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