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2018 年度 研究成果報告書

内分泌器官としての肝臓病学の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 26253046
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関金沢大学

研究代表者

金子 周一  金沢大学, 医学系, 教授 (60185923)

研究分担者 本多 政夫  金沢大学, 保健学系, 教授 (00272980)
井上 啓  金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (50397832)
篁 俊成  金沢大学, 医学系, 教授 (00324111)
水腰 英四郎  金沢大学, 医学系, 准教授 (90345611)
御簾 博文  金沢大学, 医学系, 准教授 (80447680)
竹下 有美枝  金沢大学, 附属病院, 助教 (40507042)
太田 嗣人  金沢大学, 先進予防医学研究センター, 准教授 (60397213)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワードゲノム / 発現制御 / 肝臓 / 栄養 / 生活習慣病
研究成果の概要

過剰に摂取される栄養による全身への影響、とくに、過栄養による脂肪肝(NAFLD)および脂肪性肝炎(NASH)が及ぼす全身への影響について、遺伝子発現を中心として系統的に解析した。私達は世界に先駆けて過栄養にある肝臓がSelenoprotein PとLect2というヘパトカインを産生することを報告した。Selenoprotein Pは肝臓および骨格筋のインスリン抵抗性を亢進させ、骨格筋に働いて運動抵抗性を引き起こし、さらにSelenoprotein P濃度が将来の耐糖能障害を予測することを示した。

自由記述の分野

消化器内科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

過剰な栄養は糖尿病、脂質異常症、高血圧といった多くの疾患と関連し、肝臓には脂肪肝を引き起こす。本研究では脂肪肝そのものが、ヘパトカインを介して糖尿病など他の全身疾患に影響を与えることを明らかにした。このことは肝臓を対象とした新たな治療薬や診断法を開発することが現代の多くの疾患を克服するうえで重要なことを示しており、学術的にも社会的にも意義が大きい。

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公開日: 2020-03-30  

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