研究課題
基盤研究(B)
本研究は、色素増感系薄膜電池を単体の太陽電池とするのではなく海洋微生物燃料電池のアノード電極として組込むことで可視光領域の光エネルギーを利用し、かつ従来の Pt カソードをバイオフィルム電極に代替することで大幅な出力向上を見込む。色素増感型アノードを組込んだ電池モジュールの試作をして従来型のPtカソードセルの試作、電池構築とEISによる電池内部抵抗の測定と等価回路によるシミュレーションを行った。これにより、期間中、4件の国際会議発表、1件の国内特許出願、1件の国内特許取得の成果を上げている。
環境材料工学