研究課題/領域番号 |
26284120
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中村 俊夫 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 招へい教員 (10135387)
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研究分担者 |
箱崎 真隆 国立歴史民俗博物館, 研究部, 助教 (30634414)
増田 公明 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (40173744)
南 雅代 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (90324392)
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連携研究者 |
奥野 充 福岡大学, 理学部, 教授 (50309887)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 放射性炭素 / 放射性炭素年代測定 / 年輪年代 / 樹木年輪 / 暦年代較正 / 放射性炭素濃度の経時変動 / 放射性炭素濃度の地域変化 / 加速器質量分析 |
研究成果の概要 |
年輪年代が既知の日本産樹木試料について14C年代測定を行い,IntCalと比較してきた.日本産試料をIntCalで暦年較正すると平均的に20~30年古い較正年代が求まる.この較正暦年代のずれの問題を検討するために,(i)日本各地の樹木年輪,(ii)韓国産樹木年輪,について,ずれの有無を検討した.いずれも,有意なずれを持つことが確認された.また,14C年代測定の信頼性を調べるために,諸外国のラボとの比較を行ったところ,名古屋大学と他機関の年代測定結果はよく一致した.日本産試料について正確な較正年代を得るためには,日本産樹木について,精度,正確度の高い14C年代値を蓄積することが大切である.
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自由記述の分野 |
文化財科学
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