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2017 年度 実績報告書

学校における美術鑑賞の授業モデルの拡充と普及についての実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 26285204
研究機関大阪総合保育大学

研究代表者

松岡 宏明  大阪総合保育大学, 公私立大学の部局等, 教授 (10321184)

研究分担者 泉谷 淑夫  岡山大学, 教育学研究科, 教授 (30263552)
赤木 里香子  岡山大学, 教育学研究科, 教授 (40211693)
大橋 功  岡山大学, 教育学研究科, 教授 (70268126)
萱 のり子  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70314440)
新関 伸也  滋賀大学, 教育学部, 教授 (80324557)
藤田 雅也  静岡県立大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (80524339)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード鑑賞教育 / ルーブリック
研究実績の概要

2017年8月に『鑑賞学習ルーブリック&ガイド』(5000部。ハードアート紙、A3の二つ折り4ページもの)を完成させ、美術教育関連学会、研究会において全国的に配布した。そして、本ルーブリックを活用した実践を、幼小中高の26校園で行っていただき、本研究チームと議論を深めた。また、実践者と本チームが会して、7/23に立教大学にて、10/15に岡山県立美術館にて、10/29に滋賀大学サテライトキャンパスにてで実践発表研修会を開催した。30~50名の参加を得た。
成果としては、本ルーブリック活用の有効性が認められたことに加え、以下が挙げられた。①ルーブリックが一つのプラットフォームとなることで、各実践が相対化されず、議論が噛み合い、指導力向上に寄与できる。②国語科や書道科と連携した実践を展開することにより、図工・美術科固有の身に付けさせたい力をより明確にすることができる。③本ルーブリックは、書道における鑑賞教育にも援用できる。
課題は、本ルーブリックの精査に加え、以下の通りである。①当該レベルを達成したとみられる具体的な子供のパフォーマンス、姿について、より明確にしていく必要がある。②各レベルの部分に、当レベルを達成させるための手立て・方法を貼り付けていく作業が求められる。③ある観点をねらいとした際に、どの題材(作品)が適しているかについて、例を挙げて示していく必要がある。④子供の反応、姿を見取り、どう評価するのかについてカリブレーション(評価の軸合わせ)を不断に行っていく必要がある。⑤新学習指導要領が目指す、身に付けさせたい資質・能力と本ルーブリックには齟齬はないが、その対応性を明確に示す必要がある。
また、2017年8月に国際美術教育学会(於大邱)及び2018年3月に美術科教育学会(於滋賀大学)にて、研究代表者がこれまで4年間の研究総括としての研究発表を行った。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017 その他

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 『鑑賞学習ルーブリック&ガイド』の作成とその活用実践2018

    • 著者名/発表者名
      松岡宏明
    • 学会等名
      美術科教育学会大阪大会
  • [学会発表] A Report of the Current Situation of Art Appreciation Education in Schools in Japan and A Study of the Effect of Utilizing the Art Appreciation Rubric2017

    • 著者名/発表者名
      松岡宏明
    • 学会等名
      35th World Congress of the Int’l Society for Education through Art EXCO,Daegu,Korea
    • 国際学会
  • [備考] 小学校図画工作科・中学校美術科における鑑賞学習指導に関する全国調査結果

    • URL

      http://www.aesj.org/nc2/htdocs/

URL: 

公開日: 2018-12-17  

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