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2016 年度 研究成果報告書

固体物性発現を指向したバッキーボウル分子の設計と合成

研究課題

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研究課題/領域番号 26288020
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 有機化学
研究機関大阪大学

研究代表者

櫻井 英博  大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00262147)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードバッキーボウル / スマネン / 固体物性
研究成果の概要

本研究は、フラーレン類の部分骨格、あるいはカーボンナノチューブのキャップ構造に相当するおわん型共役化合物「バッキーボウル」が有する固体状態における独特のモルフォロジーを精緻に制御する手法を確立して、電気伝導性、発光性、強誘電性などの様々な物性を発現するための分子設計、及びその合成手法の開発を行うものである。
本研究の最大の成果は、スマネン内部炭素への置換基導入手法の開発に成功したことである。その結果、スマネン骨格の湾曲面を揃えて、金属表面に配列する手法の開発にも成功した。湾曲π面の曲面/曲面相互作用を利用したセンサーの開発などに展開が期待される。

自由記述の分野

有機化学

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公開日: 2018-03-22  

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