研究課題
基盤研究(B)
本研究では、高血圧のラットモデルとして定評のある自然発症高血圧ラットにゲノム編集技術を応用してApoe, Prdx2, Akt1の3種の遺伝子のノックアウトを作成し、高血圧と動脈硬化を同時に発症する疾患モデルを作成した。高脂肪食負荷によって、ApoeノックアウトSHRは高度の高脂血症を呈し、明らかな動脈への脂質沈着亢進も確認できた。今後Prdx2ノックアウトによる酸化ストレス亢進や高血圧の脂質沈着亢進作用について、定量的に検討する予定である。
基礎医学、実験病理学、実験動物学