研究課題/領域番号 |
26293360
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
澤田 健二郎 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00452392)
|
研究分担者 |
馬淵 誠士 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00452441)
木村 正 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90240845)
橋本 香映 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90612078)
磯部 晶 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60397619)
|
研究協力者 |
木瀬 康人
中村 幸司
吉村 明彦
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | Ovarian cancer / peritoneal dissemination / microRNA / exosome / paclitaxel |
研究成果の概要 |
「なぜ腹膜播種した癌細胞は治療不可能なのか?」その原因がマイクロ RNA (miRNA)およびがん細胞が分泌するエクソソームによるものではないかを検討することを目的とした。まず、卵巣がん細胞に抗がん剤であるパクリタキセル(PTX)持続暴露を行い、発現変動したmiRNAの網羅的解析を通じて、いわゆる「腹膜播種関連miRNA」を同定し、その役割を検討した。親株と比べて、発現が減少しているmiRNAを見出し、その中でも、miR-194はPTX耐性に関与していることを証明した。さらに、卵巣がん細胞が分泌するエクソソームが腹膜中皮細胞に作用して、がんが浸潤しやすい環境を整えていることを証明した。
|
自由記述の分野 |
婦人科腫瘍学
|