研究課題
基盤研究(B)
本研究はメタボリックシンドロームへの費用対効果の高い保健指導を検討することを目的とした。メタボリックシンドロームのリスクを有する自動車製造会社(19歳-60歳)の男性労働者を対象に3つの保健指導プログラムを2016年5月-7月、2016年11月-1月、2017年1月-3月に実施した。講義、運動、身体測定からなる3か月間の保健指導であった。効果の指標は体重と腹囲の変化量とした。1コースの費用は6900円と7550円/人であった。保健指導の効果は季節(夏/冬)及び年齢との間に有意差はなかったが、新年を挟んで行われた第2コースは、3コースのうち最も成果が悪く結果的に費用対効果も悪かった。
Public Health Nursing