• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 実績報告書

開発途上国の農業大学における課題解決型の教育・研究体制の構築に関する実践研究

研究課題

研究課題/領域番号 26304032
研究機関名古屋大学

研究代表者

伊藤 香純  名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 准教授 (10467334)

研究分担者 田中 利治  名古屋大学, アジアサテライトキャンパス学院(農), 特任教授 (30227152)
山内 章  名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (30230303)
浜野 充  信州大学, 学術研究院農学系, 講師 (30626586)
川北 一人  名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (90186065)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードカンボジア / 農業大学 / 実践的教育 / 実践的研究 / 課題解決型
研究実績の概要

①実践的教育・研究の実施
各研究分野において把握された現状・問題・要因の関係図に基づき、解決に向けた研究を行う問題を選定した。問題の解決状況を評価するために必要となる情報について、研究開始前に項目リストを作成し、研究実施の前後に採取した。問題解決に向けた実践の場は、学生の実習又は実地研修の場として活用した。
②効果の計測・評価に関するデータ収集
本研究の実施前後におけるRUA 教員・学生の変化について計測・評価するため、ベースライン調査と同項目の調査を実施した。変化の数値化を目指し、教員・学生の研究成果の発表数、関与した学生数、教員の講義内容、教員・学生の講義や教育に対する考え、態度、意識等の数値化について検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

実践研究の実施大学において、カリキュラム改革が実施され、教育における実習の試行が遅れたため。

今後の研究の推進方策

研究分野において実習やフィールド調査を活用した実践的教育・研究の試行を継続する。その成果について数値化・分析を行い、開発途上国の農業大学に対する効果・効率的な教育協力の方法について分析を行い、その結果に基づいてRUAにおける望ましい教育・研究体制について提言をまとめる。また、各研究分野における実践研究の成果を踏まえて、課題解決型の研究・教育の他大学や他国への汎用性と限界について分析を行う。

次年度使用額が生じた理由

研究対象大学においてカリキュラム改革が実施され、講義担当者の変更などの影響により計画されていた実習・フィールド計画が延期されることとなった。次年度は、計画されている実習やフィールド調査を活用した実践的教育・研究の試行を継続する。その成果について数値化・分析を行い、開発途上国の農業大学に対する効果・効率的な教育協力の方法について分析を行い、その結果に基づいてRUAにおける望ましい教育・研究体制について提言をまとめる。また、各研究分野における実践研究の成果を踏まえて、課題解決型の研究・教育の他大学や他国への汎用性と限界について分析を行う。

研究成果

(1件)

すべて 2017

すべて 学会発表

  • [学会発表] カンボジアの農村における小規模養豚農家の経営実態と持続可能性2017

    • 著者名/発表者名
      中野尚輝・伊藤香純・浜野充
    • 学会等名
      日本熱帯農業学会第121回講演会

URL: 

公開日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi