研究課題
基盤研究(C)
本研究では、グラフ上の離散最適化において代表的な問題である、独立点集合問題、次数制限グラフ上のトラベリングセールスマン問題、帰還点集合問題、枝支配集合問題に対して、多項式領域厳密アルゴリズムを分枝アルゴリズムに基づき設計し、これらの時間計算量の理論的上界が現在、最良のものであることを証明した。この他,枝支配集合問題に対する多項式領域厳密アルゴリズムの設計、次数制限グラフ分割問題に対するカーネル構成アルゴリズムなどの設計、グラフ構造上の施設配置ゲーム対する結託耐性メカニズムの設計を行った。
離散最適化