スケッチによる手軽でスケーラブルな3Dモデル検索を目指して次の3つのアプローチで研究を行った: (1) スケッチが3Dモデルの見かけとかけ離れている問題を解決するため,検索しやすいスケッチを描画するよう計算機が人を支援する,スケッチを検索要求とした3Dモデル検索の手法,(2) 部分を提示し,これを含む3Dモデルを検索するため,3Dモデルをランダムな位置・向き・大きさを持つ多数の部分体積へ分割し,これと検索要求を比べる手法,(3) 3Dモデル相互を高速に比較し検索を行うため,3D形状を直接ないし間接に2値ベクトルとして表現し,これをハミング空間で高速に比較する複数の手法.
|