カーナビなど車載機器の操作時間は短いことが望ましい。また、安全運転面から画面操作にかかる時間の最大値が決まったら、それを超えない画面表示にするよう、その内容を決定したい。本研究では、画面操作にかかる時間と、画面情報量(画面設計要素)等との関係を明らかにすることを目標とした。ドライビングシミュレータなどを使った実験の結果、画面表示文字数は最大でも78文字未満にする必要があることや、20文字までの表示は読み取りにかかる時間がほとんど変わらず、運転行動への影響も見られないことが分かった。以上は、車載機器画面の表示の設計に役立つ。
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