学び続ける家庭科教員を支援しインフォーマルな学びの場となる研修のあり方を追究し、家庭科教員育成システムのモデルを提案することが本研究の目的である。 大学の家庭科教育担当教員による家庭科教員支援の現状を把握し、インフォーマルな研究会組織の必要性とともに、全国の教育センターのデータベースにおける家庭科関連情報を調査し、家庭科の授業や教材に対する十分な情報がウェブ上には蓄積されていないという課題が明らかになった。 家庭科教員のニーズに即したアウトリーチ活動として「家庭科授業研究会」を組織・開催し、研修会を展開した。また、家庭科教員の育成に向けて、和文・英文の「家庭科教員の育成指標」を策定し活用した。
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