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2016 年度 研究成果報告書

胎生期の栄養環境による糖尿病の栄養センシング機構の解明とポリフェノールによる制御

研究課題

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研究課題/領域番号 26350149
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関青森県立保健大学

研究代表者

佐藤 伸  青森県立保健大学, 健康科学部, 教授 (40310099)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード胎生期低栄養 / 肥満 / AMP活性化プロテインキナーゼ / 炎症 / 植物ポリフェノール
研究成果の概要

本研究では、授乳期に摂取する緑茶抽出物(GTE)の生理的役割を明らかにするために、妊娠期や授乳期に低栄養に曝された母ラットの授乳期にGTEを与え、離乳後の仔ラットで①心臓中のAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の活性や炎症に及ぼすGTEの影響、②離乳後に高脂肪食を与えた仔ラットの腎障害に及ぼすGTEの影響を調べた。その結果、①では心臓中のAMPK活性の上昇や炎症細胞浸潤の軽減がみられた。②では高脂肪食摂取により増加した仔ラットのトリグリセリド濃度の低下や腎臓中の炎症細胞浸潤の軽減が認められた。以上から、授乳期に摂取したGTEは仔ラットの代謝や炎症に影響を及ぼすことが考えられた。

自由記述の分野

栄養生化学

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公開日: 2018-03-22  

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