理科実験の新しい取組みとしてマイクロスケール実験の学校現場への普及を目指している。 特に、理科実験における個別化と、その実現による言語能力の育成、考える力の育成に注目して、教材開発だけでなく、新しい授業展開の提案を行った。マイクロスケール実験の教材が、考える力を育成する実験活動を行う上で有効であることを、小学校から高校での実践活動を通して, 授業実践時の生徒の活動、ワークシートの分析およびアンケート結果より確認した。海外との交流のため、既刊のテキストの英訳本の出版をはじめ、研究成果については学会誌での公表、学会発表を中心に行い、ひらめき☆ときめきサイエンスによる社会還元事業も実施した。
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