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2018 年度 研究成果報告書

日本武道・西洋武術における日独比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26350741
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関金沢大学

研究代表者

Bittmann Heiko  金沢大学, 国際機構, 教授 (40334792)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード日本武道 / 西洋武術 / 中世剣術 / 居合道 / 杖道 / 空手道 / 柔道 / 格闘技
研究成果の概要

本研究は,日本武道・西洋武術を課題とした日独の比較研究を行うため,日本の武道及びヨーロッパ,とりわけドイツの剣術や格闘術などの武術成立過程にある思想,文化的,そして社会的要因について調査・検討するものであった.この研究で得られたデータや史料に基づき,日本とドイツの武道・武術の実情及びそれぞれの国の文化的背景や思想的価値観など,普遍的要素及び相違点について深めることができた.また,この研究成果の一環として,学術書籍2冊を仕上げ,学術論文も4点をまとめた.加えて,数回にわたって国際学会発表も行なった.さらに,この研究で得られたデータや史料は,今後の研究にも大いに役に立つと確信している.

自由記述の分野

日本学・スポーツ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

個々の文化圏に観られる武道・武術についての研究の大半は,それぞれの武道・武術において個別に焦点を絞ったものである.それに対して本研究は,日本とドイツの2文化圏が所有する武道・武術の歴史及び現状を明らかにしつつ,比較研究するものであり,その観点も,文化,思想,技法の多岐にわたるものであった。また,本研究は,武道・武術の根底にある普遍性,およびその相違点をも検証するものであり,その普遍性および相違点に関する解明,およびそれに伴う国際研究交流・情報交換は,学術的な人間研究として,国境を超えた相互理解につながり,国際社会においても大きな意義があったと確信している.

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公開日: 2020-03-30  

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