近年、リハビリテーションにおけるロボットの活用は発展している。本研究では車椅子スポーツ選手のためのロボットを用いたトレーニング方法を提案する。 本研究では,動作解析システムを使用し、運動前後の投球パフォーマンスを比較した。生体電位をトリガーとする外骨格ロボットであるHAL(Hybrid Assistive Limb)を用い,500回の繰り返し運動を実施した。即時効果として体幹の安定性増大,肩関節可動域の拡大,投球速度の増大がみられた。本研究の結果は、ロボットを用いたトレーニング方法の有効性を示すと考えた。
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