研究課題
基盤研究(C)
中小企業経営者は企業マネジメントに際し、労働者や株主、債権者との関係を考慮して、企業判断を下すが、複数の法律関係が問題となり、複数の法分野が関係することがある。本研究では労働法と会社法が交錯する場面を中心に、労働法と会社法の積極的な対話を行った。一つの同じ結論を導く際に、労働法学者と会社法学者で異なる法的発想に基づき、異なる法的構成をとることもあった。対話を通じ、多様な解決方法の可能性や新たな視点を得た。実務家を交えた研究会を定期的に開催し、実務家との積極的な対話も行った。
法学