メカニズムにコミットできない状況下での市場取引・情報伝達の問題

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26380252
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 理論経済学
• 研究機関: 神戸大学 (2015-2016); 関西大学 (2014)
• 研究代表者: 清水 崇 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (80323468)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 組織の経済学 / チープ・トーク・モデル / 退出・発言メカニズム / 貨幣のサーチ・モデル / 定常均衡の実物的非決定性 / 経済実験

研究成果の概要

貨幣の分析では、サーチ・モデルの状況を復元した経済実験を行い、そこから市場価格決定の具体的要因および金融政策の効果を分析した。
コミュニケーションの分析では、より現実的な組織的状況におけるコミュニケーションの機能を明らかにした。より具体的には、(1)聴き手の私的情報がコミュニケーションにもたらす影響(2)複数の話し手によるコミュニケーション(3)退出・発言アプローチについてより一般的な結果を得た。

自由記述の分野

経済理論