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2018 年度 研究成果報告書

心理学研究におけるベイズ統計学の普及に関する教授法に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26380906
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育心理学
研究機関早稲田大学

研究代表者

豊田 秀樹  早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60217578)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワードベイズ統計学 / STAN / 研究パラダイム / 教授法 / 有意性検定
研究成果の概要

心理学研究におけるベイズ統計学の普及に関する教授法に関する研究を行った。主として入門的教材を作成した。2冊の入門的教科書と3冊の中級の教科書を公刊した。ベイズ的アプローチによる学術的論文を公刊した。本研究で作成された教材により、有意性検定を使用することなしに、心理学の研究を行うことが可能になった。他にはない教材である。

自由記述の分野

心理統計学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心理学研究におけるデータ分析には、これまで有意性検定による手続き化された定石があった。心理学者にとって統計法を学ぶことの多くは、これまで有意性検定の手続きを覚えることであったといっても過言でなかった。対して米国統計学会は2016年に統計的有意性とp値に関する声明を発表した。そこでは「科学的な結論や決定は、p値が有意水準を超えたかどうかにのみ基づくべきではない。」と宣言されている。しかし声明は、新しい時代の統計データ分析の必要性を示すのみで、残念ながらそれに代わる具体的な定石を示していない。本研究で作成された教材により、有意性検定を使用することなしに、心理学の研究を行うことが可能になった。

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公開日: 2020-03-30  

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