本研究の目的は、時間と状況の2次元からみた生きがい形成の価値過程モデルを成人期女性に適用して、成人期女性が生きがい感を形成する心理プロセスをライフコースの観点から明らかにすることである。生きがいに関する基礎的研究として,ikigaiの英語論文に関するレビュー,生きがい感と幸せ感の相違についての研究を行った。そして、成人期女性のライフコースの一つとして重要な子どもの誕生について,子ども誕生後の生きがい感の変化を生きがい感形成プロセスの観点から検討した。さらに,成人期女性のライフコースの現状と希望と生きがい感の関係を検討した。
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