MotionPortrait, Inc.(東京)と共同し,任意の写真(アバター)を使用して、顔の向き(8方向)と表情を変化させる(6刺激)プログラムを開発した。6刺激について覚醒度と感情価を求めた。その結果,Russell & Bullockの円環モデル(1985)に近い分布となった。 社交不安障害の程度と不安感受性の関係が指摘されている。不安感受性の程度は,不安や痛みに対する認知的評価のみならず,身体反応へも影響していると考えられる。健康な大学生を対象とし,コールドプレッサーテストによる痛み経験時の痛みの程度と自律神経反応への不安感受性が及ぼす影響について検討した。
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