ネット依存に関し、中高生を対象とした調査等に基づき分析した結果、ネット利用後の変化として時間の使い方、気持ちや考え方、人間関係、健康面があげられ、勉強時間の減少、睡眠時間の減少、視力低下の自覚といった回答も存在する。ネット依存になっていない理由としての、家族や友人とのリアルな場面での会話のほうが楽しい、部活動等で多忙、ネットは調べものの道具といった対象者からの回答等を踏まえ、青少年が自分自身で気づくことを促進したり、家庭でのルール作りをする等の政策的展開につながるような、学校や地域での教育カリキュラムのさらなる充実とその効果の振り返りが不可欠である。
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