確率最適輸送問題が有限になるための周辺分布に関する十分条件を与えた。 Sがシグマコンパクトな距離空間でS上の確率測度全体の空間が強位相を持つ場合に、Schrodinger汎関数方程式の解が周辺分布と核関数の連続関数やボレル可測関数であることを、Sがコンパクトな場合とそうでない場合に証明した。Sが完備可分でS上の確率測度全体の空間が弱位相を持つ場合には、解の連続性を示した。応用として、ユークリッド空間上に与えられた確率測度に対してある凸関数でそのモーント確率測度が元の与えられた確率測度になるものの構成を示した。
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