• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

ある種の差分方程式の性質解明と数値計算の活用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26400212
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 数学基礎・応用数学
研究機関東京理科大学

研究代表者

石渡 恵美子  東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (30287958)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード時間遅れ / 差分方程式 / 数理生物モデル / 超離散化 / 安定性
研究成果の概要

感染症数理モデルをより現実的に捉えるために,昨今,時間遅れの影響が考慮されている。解の正値性を保つ離散化は具体的な振る舞いを見るためにも重要であり,これらを時間遅れを含めた超離散型モデルにまで応用した。結果として,連続型・差分型・超離散型モデルで定性的性質の明らかな相関性があることを見出している。感染症数理モデルの超離散化の例は少なく,時間遅れまで言及できたことは有意義である。一方,大学院生らの協力のおかげで,数理生物モデルに由来する離散ハングリー可積分系に関して,漸近挙動等の性質や固有対の数値計算法等も導けた。関連する論文が多く掲載されている。

自由記述の分野

数値解析

研究成果の学術的意義や社会的意義

昨今のウィルスの感染伝播の脅威に対し,数理モデルによる解明は重要視されている。これらの時間発展による具体的な挙動の把握に差分方程式の解明は役立つと考える。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi