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2017 年度 研究成果報告書

初期宇宙物質優勢期における原始ブラックホール形成

研究課題

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研究課題/領域番号 26400282
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関立教大学

研究代表者

原田 知広  立教大学, 理学部, 教授 (60402773)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード原始ブラックホール / 初期宇宙 / 一般相対論 / インフレーション理論 / ブラックホール
研究成果の概要

物質優勢期における原始ブラックホール形成では、非球対称性の効果が最も重要である。本研究の主な成果としては、①圧力のない流体の非球対称な動力学を記述するアインシュタイン方程式の厳密な時空解によって原始ブラックホール形成を記述した。②重力崩壊の非等方性による抑制を考慮してブラックホール生成率を定量的に評価した。③重力崩壊の非等方性と角運動量の両方の効果による抑制を考慮して原始ブラックホールの生成率と生成される原始ブラックホールのスピン分布を定量的に評価した。これらの成果により、物質優勢期の原始ブラックホールの定量的議論をこれまでよりずっと精密にかつ高い信頼性をもって行うことができるようになった。

自由記述の分野

宇宙物理学

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公開日: 2019-03-29  

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