これは中性子検出素子として、高分解能(位置・時間)・低コストの中性子検出器の開発を目的とした研究である。 この画素をホウ素から水素を含む材料に変更することにより、中性子を広範囲のエネルギーで検出することができ、衛星等に搭載可能な中性子検出装置を製造することができる。 本研究では、シリコン画素検出器の32種類の画素の静特性データを取得した。また、2種類の画素を組み合わせて同一基板上に5つの回路を形成し、各光信号を入力して、シリコン画素の出力を確認した。 また、アナログ値読み取り素子として、画素サイズ7μm×30μm角の330k画素の評価回路を作製し、LED光による動作を確認することができた。
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