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2016 年度 研究成果報告書

スピングラス量子臨界物質の探索とその量子臨界現象の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26400347
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅱ
研究機関東北大学

研究代表者

李 徳新  東北大学, 金属材料研究所, 助教 (40281985)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードスピングラス / 量子臨界状態 / フラストレーション効果 / f電子系化合物
研究成果の概要

本研究では多数のUおよび希土類化合物におけるスピングラス(SG)現象の外場制御効果を観測した。特に、元素組成及び外部磁場の制御効果を調べるために、SG物質であるU2Pd1+xSi3-x系多結晶及びCe2CuSi3単結晶を合成し、1.8Kまでの物性測定を行った。その結果、Si含有量の増加と共にU2Pd1+xSi3-xのSG転移温度は降下することを明らかにした。量子臨界状態を達成する可能性が高い元素組成を見つけた。まだ、Ce2CuSi3の低温SG特性は磁場により変化することを確認した。特に、SG転移温度は磁場の増加と共に低温側に移動し、1.4kOe付近で量子臨界状態を実現する可能性が考えられる。

自由記述の分野

固体物理

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公開日: 2018-03-22  

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