研究課題/領域番号 |
26400513
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
河上 哲生 京都大学, 理学研究科, 准教授 (70415777)
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連携研究者 |
三宅 亮 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (10324609)
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研究協力者 |
東野 文子 東北大学, 大学院環境科学研究科, 学振PD
平田 岳史 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (10251612)
平島 崇男 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (90181156)
伊藤 正一 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (60397023)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 地質学 / 地球化学 / 地殻流体 / 大陸地殻 / 部分溶融 / 花崗岩形成論 / 物質循環 |
研究成果の概要 |
大陸衝突帯であるヒマラヤの部分溶融していない中~下部地殻では含ホウ素流体活動が広くみとめられ、鉱物化学組成から推定された流体の塩濃度は海水程度であった。一方、約6億年前の衝突帯下部地殻が露出する南極のリュツォ・ホルム湾とセール・ロンダーネ山地では、後退変成期のみならず昇温変成期にも中部~下部地殻で塩素に富む流体活動が起きていたこと、および外部からの含塩素流体の流入に加え、岩石が部分溶融を経験することにより、流体中の塩素濃度が上昇した可能性が高いことがわかった。ヒマラヤと南極にみられた流体組成の違いは部分溶融の有無や程度の違いに起因するかもしれない。
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自由記述の分野 |
岩石学
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