有機ナノ構造体の炭素変換に関する研究として以下を行った。①γ-シクロデキストリンのナノからミクロンレベルの立方体結晶であるシクロデキストリンマイクロキューブを原料とし、炭素か前に化学ドープあるいは架橋処理を行うことで、形態を維持維持した炭素変換を可能にし、ミクロ孔性炭素が得られることを見出した。②ミセル化法を利用したヒドロキシエチルセルロースとリグニン複合ミクロ微粒子を調製し炭素変換することでミクロ、メソ、マクロ孔を持つ高比表面積な階層構造化炭素材料を得ることに成功した。③セルロースの微粒子水熱炭を調製し、賦活と炭素化を行い高比表面積な階層構造化炭素材料を得ることに成功した。
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