研究課題
基盤研究(C)
FCC金属板材の成形性向上を目的として,ミスオリエンテーション理論に基づくマルチスケール有限要素解析手法を用い板材創製過程における圧延や調質条件を設計変数(パラメータ)とする最適化計算を実施した.本研究においては,アルミニウム合金板材A6022および銅合金CU-2.3Ni-0.65Si,Cu-8.0Sn-P板材の曲げ加工性について,異周速圧延条件および焼鈍時間の最適化を行った結果,高曲げ性かつ低スプリングバック性を兼ね備えた板材創製が可能であることが示唆された.
計算力学