研究課題
基盤研究(C)
本研究はコンクリート中から漏水によって早期に溶出するカルシウム量を定量的に把握する手法としてキレート滴定を,漏水を伴うひび割れ面に存在するカルシウム量の変化を把握する手法として蛍光X線分析をとりあげその有効性を検討した.その結果,キレート滴定による手法で溶出するカルシウム量を定量的に測定することができることを確認した.また,蛍光X線分析による手法でひび割れ表面に残存するカルシウム量をある程度分析できることを確認した.
トンネル工学,建設マネジメント