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2018 年度 研究成果報告書

構造物のヘルスモニタリングにおけるデータのクラウド化による集中管理に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26420472
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 構造工学・地震工学・維持管理工学
研究機関北海学園大学 (2015-2018)
大阪府立大学工業高等専門学校 (2014)

研究代表者

小幡 卓司  北海学園大学, 工学部, 教授 (20214215)

研究分担者 和田 健  大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (00469587)
早川 潔  大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (20325575)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード橋梁点検 / ヘルスモニタリング / 長寿命化 / 予防保全
研究成果の概要

本システムは,親機となるサーバーから,複数の子機にデータ取得のシグナルを送り,子機に接続された4個程度の圧電素子から振動データを計測するため,子機の同期精度が問題となる.この同期精度について実験を行ったところ,同一のネットワーク内であれば10機程度の子機の同期精度は十分であり,理論的にはさらに子機を増やしても大きな問題は生じないことが判明した.なお,子機から親機へのデータの転送は,振動波形を直接転送すると非常にデータ数が多くなり時間を要するため,子機内で高速フーリエ変換を行い,ある程度データを圧縮する形で親機に送ると転送時間も非常に短縮できることが確認された.

自由記述の分野

橋梁工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国における社会基盤構造物の建設は,1970年代にピークを迎え,また1986年から90年代頃のバブル期にも,過去に凍結されていたプロジェクトが実行に移され,多くの構造物が竣工し,現在に至っている.今後,供用後30年から50年を超える基盤施設は爆発的に増加することは自明であり,耐荷力や耐震性能の全般的な向上や,維持管理の強化による長寿命化への対応が必要であるため,様々な報道メディアでも取り上げられるようになり,補修・補強工事や予防保全が行われるようになりつつある.橋梁点検をシステム化することにより,安価で集中管理することが出来れば,安全で強靭な交通システム造りが可能になる.

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公開日: 2020-03-30  

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