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2016 年度 研究成果報告書

寄生蜂の野外活動解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26450066
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 植物保護科学
研究機関九州大学

研究代表者

高須 啓志  九州大学, 農学研究院, 教授 (50212006)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードegg parasitoid
研究成果の概要

野外のクズ群落におけるマルカメムシ卵の寄生蜂マルカメクロタマゴバチの野外活動の実態を明らかにするために、野外での寄生率と活動の調査と室内実験を実施した。その結果、マルカメムシの卵は午前11時~午後2時に産み付けられること、午後4時~7時にその新しく産み付けられた卵にマルカメクロタマゴバチが到達すること、寄生蜂の寄生活動は日没後に主に行われることがわかった。室内研究では、寄生蜂の産卵効率は寄主卵の部位、日齢、他個体の存在により大きな影響をうけることがわかった。さらに、羽化後1日目の寄生蜂では、空腹の蜂が満腹の蜂よりより多くの卵に寄生し、餌がある場合とない場合との繁殖戦略の違いが明らかになった。

自由記述の分野

Insect Behavior

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公開日: 2018-03-22  

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