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2016 年度 研究成果報告書

新奇物質探索ツール構築に向けたセリンペプチダーゼの構造生物学的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26450124
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用生物化学
研究機関鳥取大学

研究代表者

有馬 二朗  鳥取大学, 農学部, 准教授 (80393411)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードアミノリシス / D体特異的アミノ酸アミド加水分解酵素 / 結晶構造解析 / 基質結合部位 / アシル受容体 / ペプチド結合形成反応
研究成果の概要

D-体特異的アミノ酸アミド加水分解酵素(DAH)は“アミノリシス”を触媒するセリンペプチダーゼであり、新奇機能物質の探索ツールへの応用が可能である。DAHのX線結晶構造解析を行った結果、1.6Åの解像度で結晶構造が決定され、活性中心を擁する大きなくぼみと、活性中心に小さなポケットが存在していた。ポケットを構成する残基をAla置換し、アミノリシスへの影響を調べた結果、Ile336をAlaに置換することで、アミノリシスにおけるアシル受容体特異性の幅が広がり、アミノリシス活性の増強に効果的であることが明らかとなり、ポケットの形状の変化がアミノリシス活性を向上させている要因であることが予測された。

自由記述の分野

農芸化学

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公開日: 2018-03-22  

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