研究課題
基盤研究(C)
エナミンがN-スルホニルイミンもしくはN-スルホニルイソシアナートなどの親電子剤と速やかにエン型反応することを見出した。エン型反応に続きシアノ水素化ホウ素ナトリウムによる還元反応を行うことで、N-スルホニル-1,3-ジアミンやβ-アミノアミドを高い立体選択性で得ることができた。一連の反応は、エナミン、親電子剤、トリクロロシランによるドミノ反応とは、立体化学が異なることを明らかにした。
有機合成化学