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2016 年度 研究成果報告書

シェーグレン症候群患者の抗アクアポリン5自己抗体の存在とその意義に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26460078
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関東京理科大学

研究代表者

礒濱 洋一郎  東京理科大学, 薬学部薬学科, 教授 (10240920)

連携研究者 堀江 一郎  東京理科大学, 薬学部, 助教 (10609514)
篠原 正徳  熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (90117127)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードシェーグレン症候群 / 自己抗体 / アクアポリン
研究成果の概要

本研究では,60名分の自己免疫疾患のシェーグレン症候群の患者血清を検体として,外分泌腺での水分泌に関わるアクアポリン5(AQP5)に対する自己抗体の有無を調べ,約60%の患者に高頻度で存在することを見出した.しかも,少なくとも一部の患者由来の抗AQP5自己抗体は,AQP5の機能である細胞膜での水の透過性亢進を抑制するとともに,細胞膜表面上に存在するAQP5を細胞内へと移動させることも判明した.これらの成績より,シェーグレン症候群に特徴的な症状である外分泌機能異常すなわち乾燥症状が,抗AQP5自己抗体によって引き起こされている可能性が考えられる.

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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