4回膜貫通型タンパク質テトラスパニンであるCD81を標的とする低分子型新規次世代リウマチ治療薬開発のため低分子化合物のスクリーニングを行った。最初にCD81分子を細胞表面に発現するSW982細胞を用いて結合試験によるスクリーニングを行った。抗CD81モノクローナル抗体と化合物を添加したところ、この抗体の結合を大きく上昇あるいは減少させる化合物が8種存在した。そこで次にこれらの化合物についてSW982細胞における炎症性サイトカインやリウマチ因子のシノビオリンの発現を減少させることを指標に2次スクリーニングを行った。その結果3種の化合物を選択した。
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