研究課題/領域番号 |
26460222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
武田 泰生 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 教授 (60245462)
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研究協力者 |
二川 俊隆 鹿児島大学, 病院, 薬剤師
髙濱 和弘 鹿児島大学, 病院, 薬剤師
益田 将吾 鹿児島大学, 病院, 薬剤師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | Caspr1 / 膠芽腫 / 移動・浸潤 / JNK / MMP-9 |
研究成果の概要 |
Casprファミリーは一回膜貫通型のニューレキシンスーパーファミリーの一種であり,脳においてミエリン形成に寄与しているが,近年,がんにおいても報告され始めている。本研究では,膠芽腫におけるCasprファミリーの機能解析を行った。細胞株においてCaspr1が発現しており,発現を抑制すると細胞移動や浸潤が低下した。また,MMP-9及びp-JNKの発現量が増加し,JNK阻害剤の処理によりMMP-9や移動・浸潤の増加が抑制されたことから,Caspr1がJNK/MMP-9経路を介した膠芽腫細胞の移動・浸潤を抑制することが示唆された。なお,EMTへの影響や神経膠腫のグレードとの関連性は見出せなかった。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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