研究課題/領域番号 |
26460248
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
安楽 誠 崇城大学, 薬学部, 准教授 (60398245)
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連携研究者 |
小田切 優樹 崇城大学, 薬学部, 教授 (80120145)
上釜 兼人 崇城大学, 薬学部, 特任教授 (90040328)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 酸化ストレス関連疾患 / 抗酸化作用 / 慢性腎不全 / キトサン / シクロデキストリン / アルブミン |
研究成果の概要 |
慢性腎不全モデルを利用した検討において,天然糖類であるシクロデストリン(CD)において,その包接能による尿毒症物質インドキシル硫酸の血中濃度低下が観察された.さらに天然多糖であるキチンを部分的に脱アセチル化したカチオン性高分子であるキトサンナノファイバー(CSNF)においてもキトサン粉末と比較して顕著なインドキシル硫酸の血中濃度低下に加えた血中抗酸化効果も観察された.そこで,CDとCSNFを素材とした薬物含有ゲルを作成した結果,CDの包接能による薬物の高い封入率とCDNFとCDの静電相互作用による薬物の徐放化が観察された.今回作成した複合ゲルの腎不全などの病態への応用が今後期待される.
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自由記述の分野 |
医療薬学
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