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2016 年度 研究成果報告書

脳の形態形成と性分化における性ホルモンの意義

研究課題

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研究課題/領域番号 26460258
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関愛知学院大学

研究代表者

駒田 致和  愛知学院大学, 歯学部, 助教 (90523994)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードエストロゲン / 神経新生 / 大脳皮質 / 視床下部 / ビスフェノールA / ミクログリア / Steroidogenic factor-1
研究成果の概要

エストロゲン受容体は脳内の神経細胞、あるいはミクログリアに発現し、その活性を制御している。また、脳内のアロマターゼによって変換される神経ステロイドが脳の発生・発達に関与している。本研究課題では、エストロゲン産生酵素の発現を調節するSF-1が大脳皮質に発現し、脳由来のエストロゲンが神経細胞の増殖や分化、移動を制御していることを示した。さらに、エストロゲン様作用をもつ化学物質の胎児期曝露による毒性を評価し、視床下部の組織構築の異常と炎症を伴うミクログリアの増加を検出した。つまり、エストロゲンは神経細胞あるいはミクログリアに作用することで脳の適切な発生・発達に寄与していることを明らかにした。

自由記述の分野

解剖学

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公開日: 2018-03-22  

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