研究課題
基盤研究(C)
不均一収縮を呈する病的心筋においては、収縮力の低下した傷害心筋が心臓内に混在し、このような収縮力の低下領域は健常心筋のより強い収縮によって受動的に伸展させられる。また、心筋組織の伸展が一過性に活性酸素を産生させるとが知られている。本研究では、活性酸素の産生に着目し、このような収縮力低下領域における受動的な伸展が当該領域において局所的に活性酸素を産生し、この産生が当該領域から伝播するカルシウム波を促進すること、更に、撃発性不整脈の誘発することを解明した。
臨床生理検査学