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2017 年度 研究成果報告書

NOTCH1の扁平上皮がんにおける二面性の分子基盤

研究課題

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研究課題/領域番号 26460406
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態医化学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

温川 恭至  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 主任研究員 (80311372)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード分子腫瘍学 / 癌 / 悪性化 / 発現制御 / Notch1 / p63 / Myc
研究成果の概要

腫瘍細胞が体を蝕み、死に至らしめる最大の要因は、転移能を獲得し悪性化することにあります。その悪性化の分子機構を突き止めることは、がんの本態を解明する上で極めて重要です。
私の研究は、扁平上皮がんを対象に、子宮頸部や皮膚等の重層扁平上皮組織の分化に関わるNOTCH1という因子が、正常組織では細胞分化を誘導し、がん抑制に働く一方、悪性化した腫瘍細胞においては運動や浸潤能を促進するドライバーとして働きを変える仕組みを明らかにしました。このことは、がんの分子標的薬としてNOTCH1を標的とする場合、その対象を見極めるための科学的根拠を提示するものです。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2019-03-29  

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