合成カチノンである4-Bromomethcathinone 投与後のマウス線条体において、ドーパミン神経のマーカーであるチロシンヒドロキシラーゼの発現量は生理食塩水投与群と比較して85-88%程度まで低下していた。また、4-Bromomethcathinone投与後のマウス海馬において、セロトニン神経のマーカーであるセロトニントランスポーターの発現量は生理食塩水投与群と比較して75%程度まで低下していた。以上のことから、4-Bromomethcathinoneは長期に及ぶドーパミン神経およびセロトニン神経に対する毒性を有する可能性が示唆された。
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