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2016 年度 研究成果報告書

NASHにおけるアミノ酸代謝と肝脂肪改善及び進展抑制のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 26460998
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

本多 隆  名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10378052)

連携研究者 下村 吉治  名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授 (30162738)
研究協力者 馮 国剛  愛知医科大学, 薬理学, 講師 (70351111)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード非アルコール性脂肪性肝炎 / 分岐鎖アミノ酸 / 脂肪肝 / コリン欠乏
研究成果の概要

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する治療は、現時点で確立された治療法がないのが現状である。分岐鎖アミノ酸(BCAA)は肝硬変患者の治療に使用されており、BCAAのNASHに対する効果を解明するため、NASHをおこすコリン欠乏高脂肪食投与マウスにおいてBCAAの効果を調べた。
BCAA投与により血清ALT値及び肝TG値が有意に低下した。脂肪酸合成の律速酵素であるFAS遺伝子の発現及び蛋白量はBCAA投与により有意に低下していた。このことからBCAA投与はFASの遺伝子発現と蛋白レベルを低下させてNASHに関連する肝脂肪と肝障害を改善する可能性があることが分かった。

自由記述の分野

肝臓学

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公開日: 2018-03-22  

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